【続・出産レポ】誘発分娩、そして帝王切開までのアレコレを振り返る

妊娠・出産のきろく

前回の記事では誘発分娩が決まるまでのこと、そして入院当日から出産までの流れをご紹介しています!ご覧になっていない方はぜひこちらからどうぞ。

出産当日のスケジュールから振り返る ~陣痛促進剤投与から出産まで~

振り返るにあたり、出産当日スケジュールを再掲します。ちなみにこれが入院2日目のできごと。

朝5:30 
お腹にモニター(陣痛の波を見るやつ)を装着
6:00 
子宮口を柔らかく、開くのを促す錠剤を服用
7:30 
朝ごはん/ふたたび錠剤を服用
8:30 
内診
8:50 
陣痛促進剤の点滴開始

11:25 
内診
12:30 
内診(子宮口5㎝開く、「日が沈むまでに生まれそう」と言われる)
13:30 
内診(子宮口8㎝開く)
当日のメモには「~ここから地獄~」と記されていました。笑
14:00 
夫到着
15:30 
なかなか赤ちゃんの頭が下りてこず、「出産は明日になるかも。がんばれそう?」と言われる。
この時点で気持ち的には『死ぬ、、絶対無理』だったため、先生の「帝王切開も視野に」という言葉に飛びつき、「帝王切開で!お願いします!」と懇願。笑
17:30 
帝王切開へ切り替え決定、手術についての説明を受ける
18:00 
手術開始
18:10 
子、誕生
(手術開始からわずか10分!!)
19:00 
手術終了

まず促進剤投与の当日、朝が早い!!
朝5:30にモニターを付けに助産師さんが来てくれます。「朝早いし、寝てていいよ~」と言ってくれましたが、ただでさえ緊張しているうえお腹に見慣れぬ器具を装着されて寝られる訳もなく、バッチリ起きていました。

そして8:30の内診ですが、この時に子宮口があまり柔らかくなっていなかった場合は「バルーン(子宮口を開きやすくする風船のようなやつ)」を挿入するよ、と言われていました。
幸運にも子宮口はいい具合になっていたらしく、バルーンは無しに。
これも痛い人は痛いという噂を聞いていたので、すごく得した気分になりました(なにがや)。

そして問題の「~ここから地獄~」タイムですが、、
出産のときには子宮口が10㎝ほど開き、赤ちゃんの頭が下りてきて、分娩台へ向かう流れ。
私の場合、子宮口8㎝まではかなり順調に開き、助産師さんにも「とっても順調!呼吸も上手!いい感じ!」などとおだてられ、かなり得意になっていました。笑

このときは「私、出産、いける!」と思っていた…

けれど昼過ぎから痛みがどんどん強くなり、その割には子宮口はそれ以上開かず、赤ちゃんの頭もぷかぷか浮いていて下りてこない状況に。
13:30の内診で痛みに号泣していると、見かねた助産師さんが「旦那さんに来てもらう?」と。すぐに来てもらった夫には、痛みでメンタル崩壊した私に「そこじゃない!もっと強く!」などとヤジを飛ばされながら(笑)背中をさすったり声をかけたりしてもらいました、、ありがとう、夫。

ちなみにまだコロナの影響がある頃だったので、本来は分娩台に上がってはじめて夫の面会ができると言われていました。ただ出産は気持ちのものでもあるということで、私の心がほとんど折れている(笑)のを見かねた助産師さんの判断だったようです。感謝。

そして帝王切開へと切り替わる訳ですが、お気づきでしょうか、、
帝王切開への切り替えをお願いしてから、決定するまで約2時間が経過していることに。泣
ここが本当に、苦しみの2時間でした。。
帝王切開への切り替えの決定権は先生にあるため、ちょくちょく様子を見に来て励ましてくれる助産師さんに「先生に内診をお願いします、、!!」と駄々をこね、一刻も早く帝王切開をしてもらおうと必死でした。笑

帝王切開への切り替えが決まるまでの流れを見守っていた私の、あくまで肌感のお話ですが、決定はわりと先生の感覚的なところによるものだった気がします。
子宮口の開き、赤ちゃんが下りてきているか、産婦の心と体の状態はどうか、、
実際にお腹の中を見てみることはできないので、赤ちゃんの状態は推し量ることしかできません。難しい判断ですよね。

そして決定から30分後の帝王切開手術開始からわずか10分程で、わが子の誕生!!想像の50倍くらい早かったです。笑
ちなみに手術の時には意識があるタイプの麻酔をしてもらったため、お腹のところは見えないようにカーテンされていますがそこから取り上げられたわが子の姿はバッチリ見ていて、「元気ですか⁉大丈夫ですか⁉よかった~」などと言っていました。麻酔ってすごい。

帝王切開での出産になったこと、今の気持ち

帝王切開をしてはじめて分かったことですが、お腹の中の羊水の状態が悪くなり始めていたため、赤ちゃんのためにも翌日まで持ち越さなくてよかった、とのことでした。

助産師さんからも私が帝王切開を希望してくれてよかった、と言ってもらって。
結果論ではありますが、実際その時は赤ちゃんの状態がそんなことになっているなんて分かるはずもなく、苦しみを早く終わらせたいエゴというか、甘えだと思っていたため、なんだか少し救われたような気持ちでした。

出産でただでさえメンタル弱ってるからね…

ただ、術後の痛みは半端ないです。まじで。

個人差あると思いますが、私の場合は帝王切開の傷が全く気にならなくなったのは産後半年くらい経った頃。それも痛みや感覚的に気にならなくなったということで、見た目にはケロイドのような傷がまだ残っています。
あと余談ですが、このクリニックでは横向きの切開なので手術の前に「ビキニは着れるよ」と言われました。笑

いや~出産、ましてや誘発分娩となるとかなりの痛みがあるということは、ビビりつつも覚悟していたつもりでしたが、壮絶でした。
誘発分娩、帝王切開、普通分娩、無痛分娩、、あらゆる出産を乗り越えた皆さん、本当にお疲れさまでした!!
そしてこれから乗り越えようとしている皆さん、心から応援しています!!!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
これからは産後の子育て情報を更新していきたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします!🙌

Comment

タイトルとURLをコピーしました